【プロ野球】近藤健介選手 経歴/出身校

プロ野球
スポンサーリンク

中学時代

近藤選手の父親は中学校の教員で、野球部の顧問をしていました。7歳年上のお兄さんも野球をしており、近藤選手は幼少期から野球に触れ合ってきました。小学校6年生時には、千葉ロッテマリーンズジュニアに選出されるほどの選手に成長し、中学校は東京都の修徳学園中学校に入学しました。そして、中学2年時には1番遊撃手として全国大会出場を果たします。1回戦で静岡県の島田第二中学校に敗れてしまいますが、近藤選手は「強いチームとの対戦を経験させてもらい、プロに行くステップになった大会」と後に語っています。

高校時代

高校は名門、横浜高校に進学しました。ちなみに、近藤選手が入学した当時の横浜高校の主将は筒香選手が務めていました。そして驚きなのは、近藤選手も筒香選手もスポーツ推薦での入学でなく、一般入試で入学しています。一般入試での入学ながら実力があった近藤選手は1年生の夏からメンバー入りを果たします。1年生ながら大会打率4割を超える好成績を残しました。肩の強さを買われ、1年生の秋からは捕手に転向します。その後、一時は主将を任されましたが、チームの成績不振により最後は副主将を務めました。3年生の春・夏は共に甲子園出場を果たし中心選手として活躍しました。

名門横浜高校ですが、数年間甲子園に手が届いておらず、近藤選手の代が甲子園に出場したのは、同校として3年ぶりでした。高校通算38本塁打の成績を残した近藤選手は、3年時にはU-18日本代表にも選出され活躍しました。

ドラフト指名

近藤選手は2011年のドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズから4位指名を受け入団しました。プロのスカウトからも注目を浴びていた近藤選手ですがドラフト順位は4位。当時の日本球界では、小柄な選手はあまり活躍しないという風に言われていました。そのため、171㎝の近藤選手に対して積極的に指名に動く球団が少なかったようです。現在の日本球界ならもう少し指名順位が上だった可能性もあるかもしれません。

プロ入り後

プロ入り3年目で1軍に定着しました。翌年のプロ4年目には正捕手に定着し、リーグ3位の打率.326を記録するなど目覚ましい活躍を見せました。2017年には、規定打席未到達ながら打率.413を記録するなどパ・リーグ屈指の好打者へとステップアップしていきました。4年目の後半から、打撃を活かすために指名打者としての出場が増え、外野手へと転向しました。その後は、2019年のプレミア12、2020年の東京五輪など日本代表メンバーに招集される一流選手となりました。2023年のWBCでは全試合2番打者として日本の世界一に貢献しました。2023年シーズンからは福岡ソフトバンクホークスに移籍し、打率3割を超える好成績を残し、本塁打王にも輝いています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました