【プロ野球】ドラフト指名漏れ経験のあるプロ野球選手

プロ野球
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栗林良吏

2020年ドラフト1位(広島カープ)

大学時代は、愛知県の名城大学で活躍した栗林選手。3年時には大学日本代表にも選出されるほどの選手でした。代表では4試合の登板で防御率1.29を記録し、プロからも注目されていました。しかし、4年時、2018年のドラフト会議では指名漏れとなっています。

その後、社会人野球のトヨタ自動車でエース格の先発投手として活躍。プロでは抑えを務めていますが、社会人時代は主に先発投手として登板していました。そして、社会人でも日本代表に選出されるほどの活躍をしました。

トヨタ自動車で2年間プレーし、2020年にドラフト1位で広島東洋カープから指名されました。

菅野剛士

2017年ドラフト4位(千葉ロッテ)

明治大学で2年生からレギュラーとして活躍した菅野選手。東京六大学の2塁打記録28本を記録するなどドラフト候補として注目されていました。

しかし、2015年のドラフト会議では明治大学の同級生、高山俊選手が阪神1位、坂本誠志郎選手が阪神2位、上原健太選手が日本ハム1位指名を受ける中、菅野選手は唯一の指名漏れ選手となりました。

その後、社会人野球の日立製作所でプレーし、1年目から都市対抗野球大会でチームの準優勝に貢献。新人賞に当たる若獅子賞を受賞するなど華々しい活躍を見せ、この年は社会人のベストナインにも選出されました。

日立製作所で2年間プレーし、2017年にドラフト4位で千葉ロッテマリーンズから指名されました。

藤岡裕大

2017年ドラフト2位(千葉ロッテ)

亜細亜大学でリーグ通算104安打と活躍した藤岡選手。大学では、1年春から三塁のレギュラーを務め、3年秋には首位打者も獲得しています。4年時にはプロ入りが有力視されていました。

しかし、2015年のドラフト会議で、同じ亜細亜大学の板山選手が阪神から6位で指名される中、まさかの指名漏れとなりました。

その後、社会人野球のトヨタ自動車でプレーしました。当時のトヨタ自動車には源田選手(現西武)が居たこともあり、1年目は肩と脚を活かし外野手としてプレー。2年目には遊撃手にコンバートされ攻守に渡り大活躍しました。

トヨタ自動車で2年間プレーし、2017年にドラフト2位で千葉ロッテマリーンズから指名されました。

山崎康晃

2014年ドラフト1位(横浜DeNA)

帝京高校でプレーしていた山﨑選手は、下級生の頃からメンバー入りし、2年夏、3年春と甲子園に出場していますが、エースナンバーは背負っていませんでした。1学年下には1年生ながら最速147kmを記録し、当時スーパー1年生と騒がれていた伊藤拓郎選手(元横浜)も居ました。

山﨑選手は3年生の夏に背番号1をつけましたが、甲子園には届きませんでした。下級生の頃からベンチ入りし活躍していた山﨑選手ですが、2009年のドラフト会議では指名漏れとなりました。

大学は亜細亜大学へ進学し、リリーフ・先発どちらもこなし主力投手として活躍。4年時には先発投手としてリーグMVPに輝くなど華々しい実績を積み上げました。

亜細亜大学での華々しい活躍でプロ入り確実と言われていた山﨑選手は、2014年にドラフト1位で横浜DeNAベイスターズから指名されています。

大勢

2021年ドラフト1位(讀賣巨人)

西脇工高校時代に、最速147km右腕としてプロからも注目されていた大勢選手ですが、2017年のドラフト会議では指名漏れを経験。

その後、関西国際大学に進学した大勢選手は、2年生時に活躍するものの、3年生時はコロナ禍や肘の怪我なども重なりリーグ戦登板なし。4年生の春まではプロから注目される状態ではありませんでした

苦しい大学野球生活が長い間続いた大勢選手ですが、4年生の時にパーソナルトレーナーの萩原淳由さんと出会い、体の動かし方を根本的に見直すことでケガの不安も払拭し一気に覚醒。常時150kmを超えるストレートを武器に1試合で14奪三振を記録するなど、徐々にプロからの評価も高まりました。

大学野球生活終盤の土壇場で覚醒した大勢選手は、2021年にドラフト1位で讀賣巨人ジャイアンツから指名されています

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