プロ野球選手会とは？
プロ野球選手会とは、プロ野球選手を会員とする団体です。個人事業主である選手と雇用者である球団との待遇交渉などを行う労働組合のことで、加入は任意となっています。2022年の現役ドラフトは、選手の出場機会を増やすための試みとして選手会が主導で動いています。このように、選手会があることで選手にとってプラスになる活動も実現しています。
加入のメリット・デメリット
メリットやデメリットは会社員の労働組合と同じようなところでしょう。そんな選手会のメリット・デメリットは簡潔に述べると以下のようになります。
メリット
①不当な解雇やハラスメントに対応できる
②球団に対して要望が通しやすくなる
③選手間のコミュニケーションが広がる
デメリット
①月々の出費がかかる
②一度入ると辞めづらい
何名くらいの選手が加入している？
基本的には任意ですが、名簿を見る限り全球団の殆どの選手が加入しています。メジャー帰りのベテラン選手や支配下の選手でも未加入者もいますが、大多数は加入しているようです。
佐々木朗希選手が選手会を脱退
2023年のシーズンオフにメジャー移籍を志願していた佐々木朗希選手。実は選手会を脱退していたことが記事になり、現在ネットで批判が見受けられます。選手会加入は任意であるのになぜ佐々木朗希選手は批判されているのでしょうか。それは、メジャー移籍を強引に行うための布石だと考察されているからです。特にルールを破ったわけでもないですが、モラル的な部分で批判をされているようです。
選手会脱退理由は？
佐々木朗希選手の選手会脱退理由は、メジャー移籍を望むことと何かしらの因果関係があるとネットで考察されています。本当のところは本人にしか分からないのであくまでも推測ですが、佐々木朗希選手はそもそも選手会に加入しておくメリットがないように思えます。佐々木朗希選手は、160㎞を超える速球を投げるポテンシャル、WBC日本代表に選ばれる実力、メジャーからも熱望されている将来性を兼ね備えています。
序盤で紹介した上記の選手会に加入するメリットの恩恵を受ける機会が殆どないのではないかと思います。
最後に
ネットでは様々な考察がされていますが、鵜呑みにせず今後も佐々木朗希選手を応援していきましょう。
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