【2021】ハイレベルすぎるプロ野球新人王争い

プロ野球
スポンサーリンク

新人王とは

新人王(最優秀新人)とは、そのシーズン最も活躍した若手のプロ野球選手に送られるタイトルのことです。全国の新聞、通信、放送各社に所属しており5年以上プロ野球を担当している記者が、選考資格を持つ選手のうち1名の名前を記入し投票によって選考が行われます。そこで最多得票を獲得した選手が新人王となるのです。

新人王の対象となる選手

新人王と聞いたらプロ1年目のルーキーを想像する人が多いと思いますが、実は新人王=ルーキーというわけではありません。新人王の資格は条件を満たしていれば支配下登録から5年目まで対象となるのです。

以下全ての条件を満たせば新人王の対象

  • 支配下選手に初めて登録されてから5年以内
  • 海外のプロ野球リーグに参加した経験がない
  • 打者として前年までの1軍での打席数が60打席以内
  • 投手として前年までの1軍での登板イニング数が30イニング以内

ハイレベルな新人王争い

2021年は例年に比べ新人王候補が非常に多いです。ここまでルーキー、若手選手が活躍する年は珍しいです。7月には東京五輪がありましたが、ルーキーから栗林良吏投手(広島)、伊藤大海投手(日本ハム)の2名が侍ジャパンに選出されました。1年目から選出される選手が2名もいることからも今年のルーキーのレベルの高さがわかります。例年なら新人王に該当する程の成績を残している選手は各リーグに2人ずついれば御の字といった所です。しかし、今年は各リーグに新人王候補が沢山いるのです。激しい新人王争いを繰り広げている今年のハイレベルなルーキー達を今シーズンの成績と共に紹介します。

2021年パリーグ新人王候補

早川隆久選手

東北楽天ゴールデンイーグルス

ポジション 投手

投打 左投左打

身長/体重 180cm/76kg

生年月日 1998年7月6日

経歴 木更津総合高 – 早稲田大学

ドラフト 2020年ドラフト1位

プロ年数 1年

2021年シーズンの成績

登板  17試合

防御率 3.82

勝敗  7勝5敗(1完封)

投球回 99回

セーブ  -

ホールド -

宮城大弥選手

オリックスバファローズ

ポジション 投手

投打 左投左打

身長/体重 171cm/80kg

生年月日 2001年8月25日

経歴 興南高

ドラフト 2019年ドラフト1位

プロ年数 2年

2021年シーズンの成績

登板  18試合

防御率 2.13

勝敗  11勝1敗(完投/完封なし)

投球回 118.1回

セーブ  -

ホールド -

伊藤大海選手

北海道日本ハムファイターズ

ポジション 投手

投打 右投左打

身長/体重 176cm/82kg

生年月日 1997年8月31日

経歴 駒大苫小牧高 – 苫小牧駒沢大

ドラフト 2020年ドラフト1位

プロ年数 1年

2021年シーズンの成績

登板  16試合

防御率 2.54

勝敗  9勝5敗(1完封)

投球回 102.2回

セーブ  -

ホールド -

2021年セリーグ新人王候補

栗林良吏選手

広島東洋カープ

ポジション 投手

投打 右投右打

身長/体重 178cm/83kg

生年月日 1996年7月9日

経歴 愛知黎明高 – 名城大学 – トヨタ自動車

ドラフト 2020年ドラフト1位

プロ年数 1年

2021年シーズンの成績

登板  39試合

防御率 0.47

勝敗  0勝1敗

投球回 38.2回

セーブ 23

ホールド -

佐藤輝明選手

阪神タイガース

ポジション 内野手

投打 右投左打

身長/体重 187cm/94kg

生年月日 1999年3月13日

経歴 仁川学院高 – 近畿大学

ドラフト 2020年ドラフト1位

プロ年数 1年

2021年シーズンの成績

出場  105試合

打率  .254

本塁打 23

打点  60

盗塁  5

安打  95

牧秀悟選手

横浜DeNAベイスターズ

ポジション 内野手

投打 右投右打

身長/体重 178cm/93kg

生年月日 1998年4月21日

経歴 松本第一高 – 中央大学

ドラフト 2020年ドラフト2位

プロ年数 1年

2021年シーズンの成績

出場  102試合

打率  .279

本塁打 16

打点  52

盗塁  1

安打  100

新人王は誰の手に

活躍しているルーキー、若手が沢山いる中で特にこの6名が新人王候補として有力かと思われます。後半戦に入って佐藤選手(阪神)、早川選手(楽天)の成績が下降しており、新人王候補から一歩後退している印象があります。対照的に伊藤選手(日本ハム)は前半戦なかなか勝ち星に恵まれていなかった中で、夏場から圧倒的なピッチングで成績を伸ばしています。栗林(広島)、牧選手(横浜)、宮城選手(オリックス)は前半戦、後半戦ともに安定した活躍を見せています。最後まで見逃せない新人王争い。果たして誰が最後にそのタイトルを掴むのでしょうか。

にほんブログ村 野球ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました